第一特集長く愛されるお店、愛され続ける味
不変の美味しさ、ふくいグルメの系譜。
時代の流行り廃りに関係なく、長く福井県民に愛されてきたグルメを特集。1989年、鯖江市でいち早く本格中華の店を構えた『九龍飯店』をはじめ、今なおファンの心をつかむ老舗店や地元の人気店が登場します。取材に訪れてみると、美味しさを生み出したエピソードやその味を支える想いが明らかに。ますます店のファンになりそうな魅力を知ると、味わいもまた深まります。
今回の特集では、今まで知らなかった店の系譜をひも解きました。現在2代目が腕を振るう『九龍飯店』ですが、初代の父親が戦後の東京・浅草で創業した店にまでルーツはさかのぼります。その時代から受け継いでいる秘伝のタレのレシピ、そこから生まれたグルメが現在のメニューにも残されているそうです。さらに初代が考案したメニュー、そして2代目のオリジナルと、代表的なメニューの数々が登場します。昭和・平成・令和と時代を経ても、その味を求めて地元の人や常連客が足を伸ばす「あの店の味」に迫りました。
(月刊ウララスタイル編集部・野川)