第一特集漁師のリアル
若者が漁師をめざす理由。
燃料費の高騰、不安定な魚価、そして後継者不足など、水産業はいま、いくつもの課題に直面しています。一方で、新造船の建造や若者漁師の登場など、活気づく港町の姿も見えてきました。「過酷」というイメージの先にあるのは、自由さと可能性。“好き”を仕事に、福井の海で働く人たちの姿を追いました。
地域や漁種によって、働き方や収入もさまざまな漁師という仕事。家業を継ぐ人、Iターンで漁業を始めた人など、きっかけはそれぞれですが、多くの若者の力によって、新しい水産業のかたちが動き始めているように感じました。そして、今企画をきっかけに、漁師への一歩を踏み出す人がひとりでも増えてくれることを願っています。
(月刊ウララスタイル編集部・田中)