定番MAGO NOTE
いよいよ最終話、活動の記録。
今や世界的に有名になりつつある福井出身の美術家・長坂真護さん。彼がまだ無名の絵描きだった2012年から、月刊ウララにてコラムを書き続けた「MAGO NOTE」。どの画廊に行っても門前払いを受け、アメリカでの修業を経ての福井での個展、ヨーロッパでの修業を経てのスーパーリアリズム、そして出会ったガーナ・アグボグブロシー。彼らのために何ができるかを考え、ガーナの電子機器のゴミをアートに昇華させて世界を驚かせました。
その後、ハリウッドからドキュメンタリー映画の制作を持ちかけられ、3000万円を超えるクラウドファンディングを成功させたエピソードまでを収めた内容が書籍『MAGO NOTE1』に描かれています。それからもコラムを書き続け、新型コロナに起きた変化や進化、さらにガーナでの活動内容など、約10年に及ぶ文字での発信を月刊ウララは伴走してきましたが、とうとう終わりを迎えることとなりました。これまでの活動の記録はどこにもない、生きた言葉として残っています。是非最後の言葉をかみしめてください。
(月刊ウララスタイル編集部・宮田)