インタビュー根本知
書は時代を映す鏡。
現在放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」は世界最古の小説とされる源氏物語を書き上げた紫式部が主人公。紫式部が都を離れて暮らした、全国で唯一の地「越前国」(福井県越前市)がドラマの中でどのように描かれるのか期待が高まっています。そのドラマを表現する題字と登場人物たちが書く文字や書く姿の指導を行なっている書家の根本 知さんが来福した際、さまざまなお話をお聞きすることができました。
「書は時代を映す鏡」と話す根本さん。書は上手い下手ではなくて、その時代を牽引した人物が良いと思うこと。ドラマを読み解くために文字と書く様子もポイントだと言います。書家という立場からあふれる想いを語っていただいた根本さんのメッセージを読んでドラマを見ると、また違った面白さが加わると思います。
(月刊ウララスタイル編集部・田中)