第四特集たけふ、新発見。
てくてくお散歩が面白い。
奈良時代から平安時代にかけて越前国府が置かれていた「武生(たけふ)」。江戸時代には越前府中城の城下町として栄え、その面影は今も街のあちこちに残っています。2005年に旧武生市と旧今立町が合併して誕生した越前市ですが、市の名前は変わっても地元の人たちは愛情を込めて今でも“武生”と呼びます。
特に越前府中城があったとされる越前市役所周辺には、細い路地や古い町家、お寺や蔵など昔の風景が今も広がり、観光地のような派手さはないけれど、ここ数年は古い建物を活かしたカフェやショップが少しずつ増えています。今回の「たけふ、新発見。」特集では、知らなかった魅力に出会える「武生」の現在をお届け。きっとお気に入りの1軒に出会うことができますよ。
(月刊ウララスタイル編集部・石山)