定番What’s Hot?
200年の歴史、小浜の酒蔵。
純米大吟醸に挑む第2章。
もともと小浜市にはいくつもの地酒蔵があったそうですが、その中でも吉岡家と逸見家では200年前から酒造りを行なっていました。今から70年前、「小浜から地酒の灯を消してはいけない」と、吉岡家と逸見家が一つに。銘酒「わかさ富士」が誕生します。その後、日本酒を取り巻く時代の流れが大きく変わり、一旦途絶えてしまいますが、ちょうど70年前のその時期に生まれた吉岡洋一さんが小浜に戻り、築150年の吉岡家を改装して小さな酒蔵として再興を果たします。
そして今年、純米大吟醸『わかさ』をリリース。フルーティーさがありながら、のどに日本酒を感じるような、“日本酒を飲んでいる”感がしっかりとわかる純米大吟醸。小浜で取れた酒米・山田錦、近くを流れる南川の清水、福井県が開発した酵母、ラベルも小浜の高校生がデザインと、オールメイドイン福井の純米大吟醸。3月末に発売開始することになりました。福井で一番新しいお酒を試してみてください。
(月刊ウララ編集部・宮田)