インタビューイラストレーター・loundrawさん
初映画監督作品『サマーゴースト』。
福井出身、新進気鋭のイラストレーター・loundrawさんが3年の月日をかけて生み出した、初監督作品『サマーゴースト』。人生に悩む3人の高校生たちが、都市伝説としてささやかれる“サマーゴースト”に会いに行く物語。とある場所で花火をすると現れる“彼女”に会いに行く理由とは……?!
loundrawさんは九州の大学に在学中イラストレーターとしてデビューし、卒業後は上京して、数々の小説や商品のイラストを手掛けてきました。福井市内を流れる足羽川の風景をイラストにした『君の膵臓を食べたい』で一躍脚光を浴びたことでも知られています。
原案をloundrawさんがイラストで描き、それを見た脚本家の乙一さんが文字に起こして、その文字を見てイラストを描いていく。イラストと文字が行き交う、作品作りのプロセスはイラストレーターならではのもの。この映画は光と影の濃淡がとても強い分、これまでのアニメーションにはない表現方法となりました。
loundrawさんは、「人生に悩んでいても、あとちょっとだけ顔を上げてみて、と。そこには必ず意味があります。あきらめないでください」と、この映画で伝えたかったメッセージをインタビューで語ってくれました。詳しくは2月号のコラムコラージュインタビューで。
(月刊ウララ編集部・宮田)