定番企画展「旅するコレクション ~海を渡った画家たち~」
人生の軌跡と作品鑑賞のツボ。
福井県立美術館で開催中の企画展「旅するコレクション 〜海を渡った画家たち〜」。海を渡って自らの世界を広げた画家たちの人生にスポットを当てながら、彼らの軌跡と重なる作品鑑賞のツボを知る企画展となっています。
会場内には、福井県ゆかりの洋画家鈴木千久馬の作品が並んでいます。1928(昭和3)年、34歳の時に絵画研究のためヨーロッパへ渡り、フォービスムなどの絵画運動に触れた鈴木が、抽象的な表現や鮮やかな色調など独自の作品世界を表現していった変遷がわかる展示内容も注目のポイント。ぜひ会場に足を運んで豊かなアート鑑賞のひとときを。企画展は2月24日(月)まで。
(月刊ウララスタイル編集部・野川)