レポートAthlete Night Games in FUKUI
アスリートナイト、福井で好記録ラッシュ。
8月15日・16日に「9・98スタジアム」（福井市）で開催された陸上の「Athlete Night Games in FUKUI（アスリートナイトゲームズ・イン・フクイ）」。“世界陸上イヤー”の今年はトップアスリートたちが集結、約2000人の観客が見守る中、数々の記録が更新される熱狂的な一夜となりました。当日の模様をレポートします。
7回目の開催となった今大会で、初めての実施となった男子走り高跳びでは、瀬古優斗選手（FAAS）が日本歴代2位タイの2メートル33を記録。男子100メートル予選では、栁田大輝選手（東洋大）が追い風参考ながら9秒92をマークするなど、コンディションにも恵まれ、世界陸上標準記録や大会新、学生新記録が続々と誕生して、スタジアムは例年以上の盛り上がりをみせました。
好記録が相次いだ今年の大会のハイライトは、男子110mハードル決勝。村竹ラシッド選手（JAL）が12秒92（追い風0.6メートル）という前人未踏の日本新記録を樹立。優勝した2年前と同様、再び福井の地で躍動しました。「ハードルが後半、あと2、3台ぐらいあっても同じような勢いで走れるような感覚」と、自己最高の走りを振り返るなど、記録達成後の村竹選手のコメントもお届けします。
（月刊ウララスタイル編集部・野川）
