インタビューバレー男子・清水邦広
東京オリンピックに向けて。
ベテラン清水の“決意表明”。
11月初旬の県営体育館には、コート上で躍動するバレー男子・清水邦広選手(旧美山町出身)の姿がありました。
清水選手が所属するパナソニックパンサーズと東レアローズのVリーグ公式戦。東京オリンピックの代表選考にとっても重要な意味を持つ今シーズンのホーム開幕戦です。清水選手はスターティングメンバーとして迎え、その全力でプレーする姿からは順調な仕上がりへの手ごたえとオリンピックへの決意が伝わってくるようでした。
2年ぶりのプレーとなった地元・福井での試合。その前日、清水選手が語ってくれたインタビュー内容を1月号で掲載しています。
今や33歳のベテランとなった清水選手からは東京オリンピックについて「集大成」という言葉もあり、北京オリンピックからは実に4大会、16年ぶりとなる大舞台を迎えることになります。日本男子バレーにとってはもちろん、度重なるけがを乗り越え、この日を迎える清水選手にとっても大きな意味を持つ大会となるはずです。
その一方で、ひとつひとつのプレーに喜怒哀楽を見せる清水選手。ベテランとしての存在感でチームを引っ張りながら、自身も心底バレーを楽しんでいる様子を見て、来年に迫るオリンピックとともに、地元・福井でコートに立っている今この瞬間を大切にしている姿はとても印象的なものでした。
(月刊ウララ編集部・野川)