第一特集油揚げの世界
57年連続全国一位!?
福井の油揚げの秘密。
福井人にとっては馴染みのある、あの分厚い油揚げ。甘辛く煮たり、こんがり焼いたり、本当に美味しいですよね。実は、福井市は油揚げ・がんもどきの消費額が57年連続全国一位なのですが、その理由に福井特有の食文化が関係しているようなんです。今回は知っているようで知らない、福井の油揚げについて特集しました。
月刊ウララ調べでは、現在、県内には約60軒以上の豆腐屋さんがありますが、「福井独特の油揚げや食文化を県内外の人にもっと知って欲しい」と、情熱を持った4名の方にインタビューを行ないました。昨秋に福井初開催となった「あげフェス」の実行委員としても活躍された方々で、写真はそのうちのお一人である『岸田食品』の社長である岸田和弘さんです。
地域ごとに独特の食し方があったり、小さな豆腐店でこだわりの油揚げが作られていたり、油揚げに関する興味深い話がたくさんありました。そんな話を読んでいただきながら、他では味わえない油揚げについて知っていただけたらと思います。
特集の最後には県内にある豆腐店にご協力いただいて、各店の油揚げを図鑑のように並べて掲載しています。全店網羅とはいきませんでしたが、毎日丹精込めて手作りしている油揚げを載せていますので、お店を巡ってみてください。
(月刊ウララ編集部・田中)