第二特集池田と鎌倉。
ローカルな食の面白さを発見。
福井県には海山里があり、季節ごとに採れる食材がたくさんあります。それらを使って作られる独特の郷土料理や加工品の多くは、その場所に行かなければ味わえないものばかりです。その土地に行き、生まれた背景や受け継がれてきた理由を知ることも楽しみのひとつ。4月号の第二特集「池田と鎌倉」では池田町のローカルな食について紹介しています。
冬場に保存したたくあん漬けを使った「たくあんの煮たの」は、嶺北地方ではポピュラーな郷土料理ですが、いわれやレシピ、作る際の知恵など池田町ならではの話を聞くことができました。また、池田町のとある地域だけで作られている「こんにゃく」は受け継がれてきた歴史を感じることができる滋味深い逸品。作り続けている地元の人たちの思いもひとしおでした。
池田町は加工品づくりを積極的に応援していて、地元の食材を使って気軽に商品化できる支援施設があります。そこから誕生した商品も紹介しているので、ぜひ池田町を訪れて、ローカルグルメをお持ち帰りしてくださいね。
(月刊ウララ編集部・田中)