定番週末のおとな旅
奥深き焙じ茶の世界へ。
知的好奇心をテーマに県内外のスポットを紹介する「週末のおとな旅」企画。5月号では、加賀市動橋(いぶりはし)町を訪れ、本社がある『丸八製茶場』を取材しました。ここには本社機能だけでなく、見学可能な焙煎工場や喫茶、ギャラリー、ショップなどがあるので、加賀に足を運んだ際にはぜひ立ち寄ってもらいたい、おすすめスポットです。
石川県を訪れるとよく目にする「献上加賀棒茶」。江戸時代に宿場町として栄えた歴史的ルーツもある動橋で150年以上の歴史をもち、現在も焙じ茶の普遍的な価値を発信し続けている『丸八製茶場』を代表する商品であり、石川県の名産品としてもなくてはならない存在となっています。今回の取材では、6代目の丸谷誠慶さんにそのこだわりやコンセプト、可能性など、いろいろとお話を伺いました。
そしてもう一軒。同じ動橋にある和菓子店『湖月堂』では、丸八製茶場の抹茶を使用した「抹茶大福」など、地元の銘菓と出会いました。『湖月堂』の和菓子は『丸八製茶場』の喫茶メニューにも登場するので、ぜひ2軒を巡って地域のつながりを感じながら、旅のひと時を楽しんでいただきたいですね。
(月刊ウララ編集部・野川)